ケーナ ラテンアメリカの民族楽器
ケーナというとどうしても俳優の田中健さんを思い浮かべます。
テレビとかのメディアでケーナ奏者として、出ているのを見ることが多かったですから、影響力は大きいですね。
趣味としてあんな演奏が出来ると最高に気持ちいいでしょうね。
これまでも聞いたことはあったんですが、ケーナの音色と認識して聞いたのも田中健さんの演奏が初めての人多いのではないでしょうか。
ケーナはラテンアメリカの楽器です。
南アメリカ(ラテンアメリカ)の民俗音楽をひとくくりにしてフォルクローレと呼ばれることがあります。
南アメリカの国はたくさんあり、アンデスやチリなどの音楽もラテンアメリカの音楽としてふくまれます。
歴史的に見てもスペインに支配されていたので、音楽自体のもとがスペイン系の音楽が根底にあります。
これがもともとあった民族音楽と融合したりして新しいもとのとなり伝えられてきているので、1950年ごろに確立した音楽であると考えられます。
そんなにふるい物ではないことが分かりますね。
中には更に黒人の独特のリズム感が融合したようなものも見受けられます。
このラテンアメリカの民族音楽であるフォルクローレでは、”ケーナ”と呼ばれる楽器が使用されます。
この笛 ケーナはインカ時代から使用されていることは判明しています。
ケーナは現在知られている楽器の中では最も古い部類に入るものです。
そんなケーナはラテンアメリカのペルーや、ボリビア、エクアドル、アルゼンチンの国々だけではなくなりました。
ケーナのなんとも言えない神秘的な音の響きは世界中で多くの人に愛されて、多くのひとに演奏されている楽器になりました。
とはいえ実際に日本での奏者が多いというわけではありませんが・・・
ラテンアメリカの民族音楽”フォルクローレ”、楽器の名前”ケーナ”といわれるとなかなかイメージできないのですね。
しかし、”コンドルは飛んでいく”と言えばほとんどのひとが、一度は耳にしていてかわかるのでは無いでしょうか。
もう少し詳しくケーナを調べてみましょう。
ケーナは”quena”という綴りで縦笛(気鳴管楽器)です。
この言葉はインカ帝国時代のケチュア語で、ケーナから出る音を真似した”que(け)”と、音を発することを表すnajj(な)が語源になります。
もともとケーナは葦から作られていました。
そのほかには竹で作られたり、
骨を用いたり(コンドル、ペリカン、鹿の脛骨 ときには人の大腿骨などが使われました。
これらの材料は時代とともにかわり、金属、石、素焼き、ひょうたんを細長く変形させたもの、更にもっと新しくなってくると樹脂を用いて作られたものまであります。
古代のケーナは7~8センチのものから48~50センチのものまで様々な大きさのものがあります。
これらは空気を吹き込む穴と、指穴が前面に3~7個、後ろ側には1個のものが多いです。後ろには穴があいていないなんて形のものもあります。
ともかくかっこいい人がケーナ吹いているとより様になるんですよね。
ちなみに同じ俳優仲間の平泉成さんは田中専属のケーナ職人ということで、普通の人には真似できないですね。
ただケーナの音色も本当になんとも言えないものがあります。
やはり民族音楽(民族楽器)は長く伝えられてきているものですから、人間にとって心地よいものなんでしょうね。
日本で言うと尺八が非常に良く似ていますね。